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包茎(ほうけい)

包茎の問題点は基本的には衛生上のものですから、治療が望ましいのは当然です。亀頭が包皮に覆われていることにより、恥垢(カス)が溜まり悪臭を生じます。また、洗浄できないので清潔な状態を維持できない状態が継続するわけですので、さまざまな炎症を引き起こしやすくなります。
包茎の種類としては、仮性包茎、真性包茎、カントン(陥頓)包茎があります。仮性包茎は平常時・勃起時を問わず包皮をむいて亀頭部分を露出させることができるものをいいます。日本人に多く見られ、必ずしも手術を必要としませんが、衛生面・美容面から手術をお勧めいたします。
真性包茎は、平常時・勃起時を問わず包皮をむくことができないものをいいます。包皮口が非常に狭く亀頭を露出させることが難しいため正常なセックスが困難で、痛みを伴うこともあります。ご希望、もしくは状態によっては環状切開手術になります。
カントン(陥頓)包茎は、平常時には包皮をむくことができるが、勃起時には痛みを伴ったりむけなかったりするものをいいます。無理にむくと包皮が戻らなくなり、ペニスが腫れ上がったりすることがあります。手術が必要となる場合が多いのでご相談ください。
包茎の治療を行うことで、衛生上の問題が解決されるばかりでなく、亀頭が露出し日常的に下着等に直接擦れ、亀頭が刺激に強くなります。このことは早漏の防止につながると考えられます。
この手術に伴う麻酔については、神経ブロック法、美容外科麻酔法、局所麻酔法が施され、痛みはかなり軽減されることになります。治療時間は、おおむね30〜40分程度で、痛みや出血はほとんど伴わないと思われます。■
*以上は一般的な解説であり、個別の詳細は各医院にて直接ご確認くださいますよう、お願いいたします。

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