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くすみ(くすみ)

肌の色がイキイキしていない…といった場合、それがくすみです。日本化粧品工業連合会の発表によると、くすみとは、「顔全体、または目のまわりや頬などの部位に生じる現象。赤みが減少して黄みが増したり、肌の「つや」や透明感が減少したり、皮膚表面の凹凸などによる影で、肌が暗く見える状態」とされています。要約すると、「全体や部分に、明度やつやが低くなった状態」といったところでしょうか。
では、くすみの原因はなんでしょう。血液の中で酸素を運ぶ役目のヘモグロビンは赤い色をしており、これが血の色。肌のうっすらとした赤みは、このヘモグロビンによります。疲労や加齢でヘモグロビンが減少すると、肌の赤みが減少する理屈。果たして、肌はくすむ、というわけです。疲労や加齢以外にもヘモグロビンが減少する原因として、メラニンも挙げられます。紫外線を浴びてメラニンが増加すると、肌に黄みがかったり、くすんだりします。さらに、乾燥などによっても肌のターンオーバーが乱れ、古いままの角質層が表皮に留まり、角質層が分厚くなります。これがつやを無くしたり、キメを乱したりすることがあります。それをもとに、シワやたるみが現れたら、黒ずんだように見え、くすみとなって表れます。■
*以上は一般的な解説であり、個別の詳細は各医院にて直接ご確認くださいますよう、お願いいたします。

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